製品コンセプト

Zonotoneを“ケーブルの代名詞”にしたのは、オリジナリティに富んだ発想力と技術力の結晶です。

はじめに素材ありき。オーディオの要諦は“ピュア&パワー”にあり。素材の純度がすべてに優先する。前身の時代から線材の重要さに着目してきたゾノトーン。超高純度7NCu(99.99999%超純銅)、超高純度6NCu(99.9999%純銅)等のプレミアム銅をはじめ、高純度無酸素銅線PCUHD、高機能純銅線HiFC、純銀コートOFCなど、厳選・吟味した素材だけを用いています。

ピュア&エネルギー&迫真のプレゼンスを実現する独創的で類をみない
DMHC構造。

DMHCには哲学がある。ホット、コールドの2本(2芯)であることが多いステレオケーブルの導体ですが、ゾノトーンのDMHCは多芯導体。最小単位でも4芯であり、5芯×2(合計10芯)や10芯×2(合計20芯)もあります。

プラス、マイナスの芯線材料も一様ではなく、超高純度7 NCu(99.99999%超純銅)、6NCu、5NCuというプレミアム銅をはじめ、高純度無酸素銅線PCUHDや高機能純銅線HiFCに注目。これらの融合をはかると同時に、DCRの低い純銀コート銅線、4N無酸素銅線など各種の組合わせを行っています。

その結果、様々な線径、異種素材、異種線径を複雑に絡み合わせた新しいハイブリッド多芯導体を実現。DMHCの構造は、基本的には独立多芯導体を中心コアの周囲に円筒形に配置し、プラス側とマイナス側とを絶縁ダミー材を挟んで隔絶させる方式ですが、スピーカーケーブルに採用したのは、さらに一歩進化した DMHC-DuO方式。

これは大電力と共に千変万化する微細な信号を正確に伝送させるため、円筒状に纏った極太多芯導体をホットとコールドに分離・独立させたもっとも完成度の高い構造です。この構造こそがインダクタンス、キャパシタンスの低減化、位相歪み、高周波もしくは混変調歪み、クロストークなどの低減、帯域バランス特性等の改善、共振、電磁誘導、振動抑止対策、エネルギー損失の防止、等々に極めて高い効果を発揮すると考えているのです。

秘密は独自の黄金比。ゾノトーンの導体は長い時間をかけ、膨大な試作と試聴の繰り返しによるデータを基に他の追随を許さぬ独自の黄金比を創出しています。しかも物理的、科学的分析から得られる定量的、係数学的な解釈だけに頼ることなく、「耳による音楽性」を何よりも重視しています。

ここにも信頼の裏付け。ゾノトーンのケーブルは、すべてメイド・イン・ジャパンです。

純粋伝送による新体感サウンド。ゾノトーンのケーブルは信号ロスのない“ピュア&パワー”。だから“純粋伝送サウンド”なのです。